第九十八話「浪速ジオラマ道」

アケマポ〜〜ンチ! みんな、あけまポンチ? 行ってきました浪速の街へ。特殊工作部史上、最大サイズのジオラマ設営に、いざゴーゴー!

モチーフは今も新作が作り続けられているという「きかんしゃトーマス」。異色の実写テレビシリーズだ。スキのない画面の作り込みと独特のフィルム感、重厚感はイギリス作品ならではといったところ。同じくイギリス作品にはあの「サンダーバード」も。大人もハマってしまうのも頷けるあのノスタルジア! ポンチくんもDVDが欲しい〜! でも一体何巻あるの…?
特殊工作部で受けられるギリギリの2m×3mの大型ジオラマ! 三つに分割・組み立て式にしてやっと作業の見通しが。線路のレイアウトを考えるのも3日掛かり! ベースに対して満遍なく、上下のアップダウンも散りばめつつ、二通りのループ・コースも設定。



あらかじめ、テクスチャ見本も制作。面積が広いので、ドライブラシ作戦でのっぺり感解消。海の表現も予算内で!



美術くんも動員しながらいよいよ本体のディティールアップ開始! 面積が面積だけに、ものすごい量のメディウムを消費。



セッティングのため、大阪会場へレッツラゴー! そこには衝撃の光景が。さすが大阪人らしい、直球さながらのキャッチコピー。



吉本興業のお膝元という地域柄のせいか、街のちょっとしたサインに意識を感じてしまう。



会場へ行くと、そこにはトーマス・グッズの山が! 子供に「欲しがらせよう」と大人が必死になる姿を見るのははなかなか楽しい。販売員さんも前日から「さぁ、売ったるでェ〜ボロ儲けしたるでぇ〜〜〜!」と気合い充分。




ブロックを積み上げて作った巨大トーマス。最近良くみる手法だけど、「ブロック組立て屋」さんが受注するんだろうか? 一度は就いてみたい職業である。



手加減ナシ! 遠慮のない親子連れが次々とジオラマを襲う。しかし…これでいいのだ。彼らに喜ばれるなら本望なのだ。私を踏み台にして、いざレジへ行くのだ〜!



多種多様なメンバー構成が自慢のオルタナティブ・スペース、満を持してのグループ展がいよいよ開催! 「メンバー展」では、アート、イラスト、音楽、造形、テキスタイル…様々な作品群が見られるゾ。studio BIG ARTの歴史やアトリエ見学、オープニングのミニライブも必見。グッズ・作品販売も充実! オルタナならではの展覧会で、待ってるでポンチよ!!



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