第3章(1999.7.1)

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第三章「ライバルはデジタルでポンチ!」

ハルマゲドンまであとわずかな今日このごろ、みんな如何お過ごしでポンチ? 空調がないビッグアートでは仕事の時間帯が自然と夜型になってしまう季節だ。ビルの構造上、40℃を越す部屋もアル。さぁ、クーラー目指してお仕事でポンチよ!
この夏の話題といえば、やはり「スターウォーズ・エピソード1」。まもなく公開だ! ポンチくんも昔、その映像のリアルさ、スピード感、世界観に「ス・ス・スグォイでポンチ〜ッ!」とド肝を抜かれたものだった。旧作では映画に登場するメカなどは全て手作りで、撮影・合成の途方もない作業が不可欠だったが今ではそのほとんどがコンピュータ・グラフィック。昔では表現できない映像をつくり出せることができるが、ポンチくんは少し寂しい。だってそのメカはコンピュータのデータであって、そういう形をもった「モノ」としては世界には存在しないから。そう思わんでポンチか? コンピュータ全盛のこの時代にビッグアートがやっている模型づくりはドンドンその役割や価値が変動していくだろう。されどビッグアートはモノの「リアルな存在」にトコトンこだわっていきたいと思うのである。
しかし、なにはともあれリクツは不要。みんな、映画館へ走るでポ〜ンチ!

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