喫茶コマドリいよいよオープンするよ!

全国1億3000万人の喫茶店フリークのみなさんお待たせしました。

各方面より今か今かとの声が相次ぎ、やきもきさせていた喫茶コマドリのオープン日が決定しました。

 

日付は3月20日(祝)!

 

あ、(祝)って祝日って意味ですよ。でも祝オープンでもありますね。(^ ^)

 

春の分け目となるこの良き日に産声をあげるこの雛鳥(比喩として紛らわしい?)を

みなさん、どうか見守ってください。

 

 

ちなみに産まれたばかりのコマドリちゃんは来てくださったお客さんは軒並みよいヒトだと認識します。

これがいわゆるインプリンティング、刷り込みってやつです。

お待ちしてまーす!

 

 

〓たくと〓

【コマドリ通信】あれもこれも塗装隊☆

ずいぶん更新が滞ってしまいました、お久しぶりのコマドリ通信です!

さて前回、華麗なる匠の技で、壁や床、厨房などの様々な基礎が整ったアトリエカフェ。
しかし経費削減のため、塗装は自分たちで頑張ることに…!
木部の塗装を試し塗りし、色が決まったところで超強力助っ人たちの登場です。

 

まずは若いパワー炸裂☆現役女子大生チーム。
 パングラのイノウエ氏・たくと氏が教えている美大の生徒さんです。手を真っ黒にしながら丁寧に丁寧に床の塗装やマスキング張りをやってくれました。
こちらも現役女子大生☆卒業制作で忙しい最中、数日に渡ってお手伝いしてくれました!
続いて、ADビルアトリエ仲間のOHRYS BIRDからも、あゆみちゃんが手伝いに来てくれました!

 

パングラチームも負けてはいられません。
高いところの作業にはこの人!ヨシタケさ〜ん!
私たちが大きい脚立のてっぺんに乗っても届かない場所だってサクサク塗装が進みます!
下から見上げるとヨシタケ氏が霞んで見えるほど…!!
外壁塗装前に高圧洗浄をするイノウエ氏。これでペンキのノリが格段に上がるのだ!
低所作業は小回りの利くたくと氏!みんな仕事の合間を縫って駆けつけてくれました!

 

そして今回の作業で欠かせない超強力助っ人!クロハ氏☆
数々の撮影仕事をはじめ、パーティーでは料理人としても大活躍のカメラマンさんです。
アイランプを使って撮影スタジオばりの綺麗な白い壁面を作り出してくれました。
外壁や床、塗装面はすべて彼の手が加わっているといっても過言ではありません!

 

他の場所も同時進行でどんどん塗り替えられて行きました。
一枚板のカウンターは最終ニス仕上げ!塗りたてツヤツヤ。埃に気を遣いながら進めます。
食器棚のプリント木目を消すべく壁紙張り。色は賛成多数で左上のオペラピンクに!
トイレタイルも、いかにも昭和な雰囲気からモスグリーンの落ち着いた色に大変身。

 

「もうペンキが足りません!」と一声あれば買いに走り「調達完了!」と体育会系さながらの作業。
もうとにかく、ひたすら塗って塗って塗って塗って塗って…

 
そんな作業が幾日も続き…みんなの汗と涙の結晶!見違えるほど綺麗な建物が姿を現しました☆

中も外もご覧の通り。まさにビフォーアフター!なんということでしょう〜。
 またまた大きな前進を遂げましたパンタグラフのアトリエカフェ。外はできた!中はどうする??
稼働には必要不可欠な机や椅子、照明やドアetc……まだまだ足りないものだらけです。

次回、パンタグラフ「手づくりの味」本領発揮!?パングラ流の内装に大注目です!!

 

 

【cafe staff:yasco】

円すいのお出まし

みんな、円すいのことどう思ってるんだろう…

円すいって、意外とむずかしいんだよ!


マーキング。


糸ノコでカット!
カットしちゃわないのがポイント。


バ〜ン!
ここではじめてバラしてね。


カッターでざっくりカット。


紙ヤスリでキレイになりました。
みんな、もう円すいのこと軽く見ないで。お願い…

そんな円すいの体積、円柱のちょうど1/3。

不思議だよね。

INOUE

日経パソコン ─ 秋味

隔週刊の日経パソコン表紙もかれこれ8年。
2週間に1つ、アイデア出しと造形制作を長年続けるのが、
とても良いアタマの体操になっています。



アンティークタイプライターのキーボタンを制作。
カットした丸棒と適当なプラスチックリングをくっつけたら…


パテして!


えいっ。多少乱暴な方が古い感じがデマス。
アクリルガッシュのメタリック色はなかなか使えるヨ。


鉄製カバーの制作。MDFは曲がらないので、
無理矢理ジャバラ状にして仮接着します。


ここもパテしてヤスリ!
世の中、細かな矛盾はこうして強引に馴染ませられているものです。


金属や塩ビ、アリモノなど、素材は結構バラバラです。


おっきなボルトネジに粘土を巻いて、ネジをそっと回し抜きます。
そこにキャストを注入。簡単なカタドリです。


カタチを整え、くり抜いて端子をセット。


アキバで買ってきた50円のジャンクキーボード。
お前にだって第二の人生があるのだ。


4色くらいに色分けしたら…


テキトーに並び替え!


MDFを切り分けます。


木工ボンドで接着してハミダシをカット。


角丸にしてピースも用意します。PDF編集をパズルに例え、簡単でしょ、
みんなもやってみようねっていう感じをタブレットPC風に表現。


結構、寄って撮りました。さっ、もうすでに次回の案出しがはじまります!
この日経パソコンの道具シリーズや家具シリーズ、もっといろんな場面で
活用できそうです。雑誌、広告、CM、パンフ、Web、ディスプレイ等々。
オラたちを上手に利用してください。アイデア次第! 早い者勝ち!

INOUE

新年会+パングラ蚤の市

節分の日に「新年会+パングラ蚤の市」を開催しました。

今回の目玉は、パングラでも初めて行う「蚤の市」です!!

アトリエで使っていた古道具たち。

まだまだ使える美品ばかり!

機材だけではなく、着物、書籍、陶器、粘土など様々な商品が揃いました。

しかもかなりのお手頃価格!!

来場者のみなさんが出品してくださった物も興味深い物が多かったですね〜。

蚤の市、開始時間には会場が一杯!

人気の商品は、ジャンケンで争われるほど!

作家同士で物を持ち寄るのって面白いなーと気を抜いているうちに、

私が欲しいと思っていた商品は売れていました。。。残念。

新年会はというと

恵方巻きをはじめとした巻物メニューが盛りだくさん!

タコス、生春巻き、ロールキャベツなどの異邦巻き。

巻物以外では、

広島焼き、ホットケーキ、ぜんざいなど、パングライベントではおなじみの手作り料理が並びました。

今回はプーアル茶の4種の飲み比べもあったり、大変盛況でした。

お越し下さった皆様、ありがとうございました。

次回のイベントもお楽しみに!

さの

アイディア収納

吉竹さんがアトリエを利用しやすいようにと、棚などの制作と整理をしてくださいました。

 

こちらはADビル二階の廊下です。

 

左側の扉を開けると物を収納できるスペースがあります。

 

以前には無かった棚が新しく設置され、収納スペースが増えました!

上段には木材を。

 

下段にはパイプなどが置いてあります。

 

もう一つの扉は、長い木材を置くスペースになりました。

 

 

 

 

場所は変わって、二階の作業場の奥に設置されている本棚。

 

本棚の中下のスペースに、筒状の厚紙で出来た容器が。

小さめの木材やアルミパイプなど細々とした物を収納できるようになりました。

 

実はこの筒。。。

 

取り外しが可能なんです!

一本一本では無くまとめて作業机へ持って行けたり、掛かっている順番を入れ替えるのも楽々!

はじめは、塩ビパイプで制作をしようとなさったようですが、少々お値段がかかってしまう為、違う素材へ変更。

厚紙で出来たものを選び、どうしても弱くなってしまう金具を掛ける部分にハトメを使い強化なさったようです。

いつもながらアイディアの引き出しの多さに驚いてしまいました。

はしもと

モンスタップ制作レポ!

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

アトリエスタッフの佐野です。

2012年1月4日から今年最初のパンタグラフによるアニメーションの放映が始まりました。

NHK ETV(教育)おかあさんといっしょの1月の月歌「モンスタップ」です。

「モンスタップ」は、歌のお兄さん・お姉さんがモンスターと一緒にタップを踊る歌です。

今回は、その制作の様子をご紹介したいと思います。

冬の夜の森が舞台です。

今回、ビジュアルデザインと造形は私が担当致しました 。

アイデアノートを見つつ、スタイロを使ってセットを作っていきます。

テクスチャーをつけ、温かい印象に仕上げます。

人形の体の部分はスタイロ、手足や細かいパーツはプラ板でできています。

怖くないモンスターを意識しつつ、作っていきます。

人形・セットはすべて半立体。

裏側はというと…

タップを踊るため、関節は細かく制作してあります。

関節は吉竹さんに作って頂きました。

一通り完成したセットと人形。

スケール感を出すため、星や月は棒で吊るしてあります。

お兄さん・お姉さんが入るとこんな感じかな…

とイメージを膨らませつつ、撮影に入ります。

今回は、人形がリズムに合わせてダンスを踊ります。

多い時は、4体同時に動きを合わせて撮影していきます。

すべてのシーン撮影後、PCで編集作業。ここでお兄さん・お姉さんを合成し、人形とリズムを合わせていきます。

ここでは紹介できませんが、お兄さん・お姉さんのダンス・衣装も見所の一つです。

そして、登場するキャラクターは全部で11種類!!

とても賑やかでかわいい映像に仕上がりました。

 

おかあさんといっしょの放送時間は

月~金曜日 午前 8:01~8:24(23分)

土曜日 午前8:00~8:24(24分)

【再放送】

月~金曜日 午後 4:36~4:59(23分)

土曜日 午後 5:00~5:24(24分)

2月3日まで番組内で放映されますので、是非ご覧下さい。

 

また1月15日発売の月刊「NHKのおかあさんといっしょ」(講談社)に「モンスタップ」が掲載されます。

こちらも合わせてよろしくお願い致します。

 

さの

会社案内用 カブリモノ制作

節電でより暑く感じた2011年夏。

会社案内のパンフレットに使用するカブリモノの制作のご依頼をいただきました。

 

こちらが出来上がったパンフレットです。

表紙のカブリモノの部分に、光沢加工がされていてとても素敵です。

 

せっかくなのでこの場を借りて、吉竹さんが主動となり制作した作品を簡単に説明させていただきます。

 

まずは型を制作します。何枚もの発泡スチロールを重ねて貼付けて。。。

 

ひたすらカッターで発泡スチロールを削っていきます。

 

削っては試しに冠りを何度か繰り返し出来上がったのがこちら。

 

 

次に発泡スチロールに石膏を塗り固めた型を制作します。

石膏に植物性で出来ているスタッフという物を漬けます。

石膏とスタッフを混ぜる事により強度をあげることができます。

 

石膏に漬けたスタッフを発泡スチロールの型に素早く付けていきます。

貼付けが終わり、後は一晩寝かして固まるのを待つだけ。。のハズでしたが、ここでアクシデント!

石膏が一向に固まりません!

実は、使用した石膏は、何年か前に購入した少し古い物で、劣化してしまったようです。

急いで新しい石膏を購入しやりなおし。

 

今度はバッチリ!固まりました。

 

中に入っていた発泡スチロールの型を外すと。。

 

石膏の型が完成!

 

できた型の内側にFRPを塗り、二つを合わせて乾燥させます。

 

乾燥したら、型をトンカチで叩きながら外していきます。ちゃんと固まっているかどうか、緊張の時です。

 

ぱかり!

 

型から出てきたのがコチラ。ちゃんと固まっていて、ホッとしました。

 

取り出したカブリモノの表面はザラザラのボコボコ。

ツルツルにする為に、ひたすらヤスリをかけていきます。

 

何度も何度もヤスリをかけ、磨き上がったものがコチラ。

 

スプレーで色を付けていき。。

 

そして目にも色が入れば。。

 

 

ついに完成!

 

ツルツル ピカピカで可愛い子に仕上がりました!

出来上がったカブリモノは、今回のパンフレット以外にも使用されるようで今後の活躍に期待です!

 

はしもと

喫茶コマドリに新しい仲間

12月20日。

茨城県にある、英国アンティーク家具のWARE HOUSEへと買い物に行ってきました。

買い物の目的は、喫茶コマドリ に置く椅子や机等を探す事。

WARE HOUSEには、雰囲気のある素敵な家具が沢山ありました。

テレビドラマや映画などに家具を貸し出していると聞いて納得です。

椅子も机も本当に沢山の種類があり、どれを購入するか迷うほど!

 

その中で厳選され、コマドリの一員となった2種類の椅子を紹介いたします。

 

こちらの背もたれ無しの丸い椅子は、カウンター用。

カウンター用の椅子はなかなかどれにするか決まらず、悩みに悩んで皆で意見を出し合い決定したものです。

 

クッション部分の布は、これから新しく張り替えるらしいので、とても楽しみです!

 

5脚購入しました。店内の雰囲気にバッチリ!

 

 

こちら椅子は、テーブル席用。骨の部分が金属なのでガッシリとしていて重め。

 

前の写真で2つの椅子の高さが違うのには気づいてくださいましたか?

この椅子はレバーを動かす事によって、高さ調整ができるんですよ。

 

こちらは4脚購入。

この椅子と一緒に机も購入しましたが、まだコマドリに届いていないので他の机と並べてみました。

床の色、部屋の他のアイテムと相性バッチリ!

 

 

どんどん進化・完成していく喫茶コマドリ。オープンが楽しみです。

 

はしもと

坂本のどか展 {( private ( ) public )} 展覧会レポート

作品が届きました。デカい! 5人がかり!

 

作品の梱包箱が、倉庫にも屋上にもどこにも入らないことが発覚…! 保管しておく場所がありません。やむなく建物のウラのわずかなスペースに押し込むパンタグラフメンバーたち。

 

全然解決してないけど、とりあえず満足顔。おとなりさん10日間ごめんなさい。

 

普段は撮影スタジオ&PC作業場の1階。空間を区切ってギャラリースペースを設けます。

 

会場と並行して、作家の設営も同時進行。設営期間、たった二日!

 

天井吊りの作品もあります。こんなこともあろうかと、パンタグラフの天井は撮影や展示でモノが吊れるように等間隔でネジ穴が仕込まれています。

 

2件隣の「喫茶コマドリ」でも展示作品の設営。ここはお茶を飲んで歓談するための休憩スペースなんだけど、不思議と作品が古民家にマッチッチ。

 

コーヒーのいれ方講習会。鍋パーティーには慣れているパンタグラフだけども、喫茶室は初体験! 緊張します。

 

展覧会にお越しの方には、コマドリマスター特製の“のどか展オリジナルクッキー”と、コーヒーの差し入れが! 展示やポートフォリオ、コマ撮りアニメを見ながらくつろげます。これサイコ〜

 

会場では体験作品もアリ。これは今回だけではモッタイナイくらいのとても良い企画。またの機会にもやってほしいな。

 

一度やるとハマります。

 

寒空の中ありがとうございます。みなさん随分とゆっくりされていきました。オープンしたらまた来て下さい!

 

クロージングの日にはトークライブのUST配信も! DJはおなじみのブラックマグマさん。

 

できたばかりのコマドリの唄を生演奏で聴きながら、東神奈川の夜は更けてゆきました。

 

ここ数年はプレゼンイベントやトークイベントが中心だったパングラギャラリー、気がつけば展覧会としてはヨシタケシンスケ展以来、3年ぶりのギャラリー展示企画となりました。あえてトリエンナーレの時期は外し、師走の忙しさに入る直前あたりの時期を選びました。集客はなかなか思うように行きませんでしたが、会期中に「ヨコハマ経済新聞」さんに取材していただいてからは、記事を見た一般客やご近所の方もチラホラ…  喫茶室も併設し、お茶を飲みながらゆっくり作家と話したり(作家さんにはほぼ毎日会場についていただきました)、ポートフォリオを見たり、会場であるパンタグラフの活動内容を知ってもらったり、逆にお客さんの作品を見せて頂いたりと、単に作家の作品を見せる場というだけでなく、人が集まり刺激を受け、また新しいものが生まれてきそうな、カタカナでいうとグルーヴとかムーヴメントとか、そんなうごめきの中心に坂本のどかの作品がある…と、そんな理想的なサイクルが少しは垣間見れた気がしました。

展示空間はどっぷりと自分に浸れるような、気のせいか湯気や湿気を感じさせる、そんなプライベート空間が体験できました。ワークショップ作品もあり、完成品を持ってコマドリに行けばお茶も飲めるという、気の届いた構成力と力加減は絶妙。販売作品の「脳みそ石鹸」は思わずポンと手を打ってしまう説得力があり、そのハマり方の気持ち良さからか良く売れました。 会場側としては反省点も多々あり… いやでも初個展としてはとても成功したのではないか?とも思ったり。様々なことを考えさせられた坂本のどか展でした。

みなさんお疲れさまでした! ご来場のみなさま、ありがとうございました。

★展示写真は「アートイベント」ページでご覧下さい。

INOUE